最近の記事

読み手が反応しやすい書き方のポイント

みなさんは、第三者の誰かに話したいことや

紹介したい商品、サービスなどがあるとき

どのようなことに気を付けて

文章を書いていますか。

 

そのポイントは、読み手がどのようなときに

共感し、反応するのか、なんですが。。。

 

いくつかある方法の中から

今回は、「イメージしてもらう」ことに

フォーカスしたいと思います。

本を読む女性

 

例えば

何かを購入したい、使いたい、そこへ行きたい

と思ったとき、あなたの頭の中では

どのような現象が起きているでしょうか。

 

たぶん、それを使った後、もしくは

そこへ行ったときの自分を

想像(イメージ)していますよね。

 

 

そう!

ポイントは、読み手に

イメージさせることなのです!

 

 

では、どうやってイメージしてもらうのか。

 

 

それは、その行動をした後

読み手がどうなるのかという

具体例や得られる利点を盛り込むことです。

 

 

例えば

<スポーツジムの場合>

 

お腹周りや二の腕、たるみきった

プルンプルンの体では

実際の年齢より、老けて見えるかも・・・。

 

体のラインを隠す服装を選んでいませんか。

 

着られる洋服ではなく、

着たいファッションを楽しみたい!

そんな、あなたに。

 

お腹周り、ヒップ、バスト、二の腕など

重力に勝つ引きしまった

理想のボディーをつくる

簡単な3つの方法をお教えします。

ストレッチをする女性

 

いかがでしょう。

 

もし、ここでスポーツジムに

置いてあるマシーンの種類や使用方法、

メニューの説明だけが書かれていたら

どんな印象を持ちますか?

 

 

読み手が知りたいのは

説明ではなく、それをすることで、

自分がどうなるのか、ということなのです。

 

マシーンのこと、メニューのことは

その後の、そのまた後のお話です。

 

 

みなさんの書いた文章は、

読み手に、その後の

イメージを与えられていますか。

 

新しい「切り口」の見つけ方(2)

『新しい「切り口」の見つけ方(1)』では

冷蔵庫がエスキモーに、

バカ売れした話をしましたが

今日は、もう少し身近な内容で

紹介したいと思います。

 

 

よく、チラシやWebサイトで

「今なら、1ヶ月分無料!」や

「入会キャンペーンにて、初回会費無料!」

という広告を見かけますよね。

 

 

こういったキャッチフレーズは

よく見かけますし、どこでもやっているため

人によっては「またか」と、

捉えられてしまうことがあります。

 

 

ところが、このキャンペーンの切り口を

変えて告知すると

読み手の印象がグッと変わるのです。

勉強する子ども

 

例えば、

進学塾で生徒の募集をおこなう際に

「今なら、授業料1ヶ月無料!」という

広告があったとしたら

 

これを

 

「1ヶ月で、成績アップできなかったら

初回の授業料1ヶ月分を無料にします!」

 

 

あなたは、どちらの告知に

気持ちをググッと、つかまれましたか?

 

 

どちらも、1ヶ月無料には変わりありません。

変わったのは、成績アップに

こだわって告知をしたこと!

 

進学塾に通いたい、もしくは通わせたいと

思う理由のほとんどは、成績の向上のハズです!

 

読み手が、進学塾に何を求めていて、

何を解決して欲しいのかを追求すると

新しい「切り口」ができるのです!

 

 

みなさんが扱っている商品やサービスにも

応用してみてくださいね☆

 

読点「、」の打つ位置で意味が変わる

みなさんは、自分が送ったメールや

ブログなどの文章で

相手に誤解を与えてしまったことって

ありませんか。

 

もしかすると、その原因は

『読点「、」』を打つ位置かもしれません。

(考えられる原因は、他にもありますが)

 

薄ピンクの花

 

例えば

「母は笑いながら学校に行く娘を見送った」

 

この文章を皆さんは、どう解釈しますか。

 

ある人は、笑う母親を思い浮かべ

ある人は、笑う娘をイメージするでしょう。

 

そうなんです、読点「、」が無いだけで

笑っているのは

「母親」なのか、「娘」なのかが

分からないのです。

 

あなたが

母親が笑っていることを伝えたくて

書いた文章なのに、

相手には、娘が笑っていると、

間違って伝わってしまう可能性があるのです。

 

母親が笑っているなら

「母は笑いながら、学校に行く娘を見送った」

となりますし、

 

娘が笑っているなら

「母は、笑いながら学校に行く娘を見送った」

となります。

 

相手に、伝えたいことが

正しく伝わらない原因は、

読点「、」の有無や打つ位置かもしれません。

心当たりのある方は

まず、読点「、」から見直してみては

いかがでしょう。

 

<あわせて読みたい関連記事>

句点「。」は、ダブルスタンダード! はコチラ

意外と知らない句点4つのルール はコチラ

句読点の意外な歴史 はコチラ

句読点の意外な歴史

みなさんは、句読点がいつから

使われはじめたのかご存知ですか?

 

現在の文章には、当然のように

句点「。」と読点「、」が使われています。

 

が、

もともと日本に句読点というものは、

存在していませんでした。

 

使われ始めたのは、明治に入ってからで

それまでは、読みやすくするために

文字と文字の間に空白を入れたり

改行したりして、工夫されていたんですよ。

 

博物館などで、展示されている

毛筆の手紙などを

思い出してもらえるといいかもしれません。

英文

 

句読点が使われ始めた理由については

諸説あるのですが

西洋(英語など)の文章で使われていた

コンマやピリオドが発端ともいわれています。

 

ちなみに、現代の日本でも

句読点を使わない文章があるのですが

お分かりになりますか?

 

少なくとも社会人の方なら、

たぶん一度は目にしているハズです。

 

 

 

 

 

 

答えは、

結婚式の招待状、喪中ハガキなど

冠婚葬祭に使われる文章です。

 

なぜ、

冠婚葬祭の文章に句読点を使わないのか。

 

それには「滞りなくスムーズに進むように」や

「つつがなく終わりました」という意味が

込められているといいます。

(これも諸説あるのですが)

ウェディング

 

もし、届いた結婚式の招待状などに

句読点がついていたら、

それは、その方の手作りかもしれません。

 

最近は、こういった風習を気にしない方が

増えていますからね(*^-^*)

 

 

句読点のこと

みなさんは、気付いてましたか。

 

<あわせて読みたい関連記事>

読点「、」の打つ位置で意味が変わる はコチラ

句点「。」は、ダブルスタンダード! はコチラ

意外と知らない句点4つのルール はコチラ

うっかり使ってしまう二重表現

報告書や提案書をはじめメール、

ブログなどでも時々みかける二重表現。

 

二重表現とは、「頭痛で、頭が痛い」というように

同じ事を重ねて表現することをいいます。

当然、避けたい表現内容です。

 

紫の花

 

次の例文の中に、二重表現が3つあります。

どれだか、わかりますか?

 

<例>

先日、締め切ったアンケートの回答数は

約1000件ほどだった。

まず、最初に伝えたいのは予想以上の

反響があったということだ。

あらかじめ予告しておいたのが功を奏した

と考えられる。

 

 

いかがでしょう。

間違いを探せましたか?

 

 

 

 

 

 

では、正解です!

 

 

 

1つ目は、

「約1000件ほど」という表現です。

これは、「約」と「ほど」は同じ意味になるため

「約1000件」もしくは「1000件ほど」が正しい。

 

2つ目は、

「まず、最初に」という表現です。

これも「まず(先ず)」と「最初」は同じなので

「まず」もしくは「最初」のどちらかに

するのが正しい。

 

3つ目は、

「あらかじめ予告」これも

「あらかじめ(予め)」と「予告」が、

かぶるため「予告」だけにするのが正しい。

 

となります。

 

うっかり使ってしまいがちですが、

言葉の意味を考えながら書くと

こういった事態を防ぐことができます。

 

みなさんも、わかっているつもりの

その言葉の意味を、もう一度しっかり

見直してみてくださいね☆