うっかり使ってしまう二重表現

報告書や提案書をはじめメール、

ブログなどでも時々みかける二重表現。

 

二重表現とは、「頭痛で、頭が痛い」というように

同じ事を重ねて表現することをいいます。

当然、避けたい表現内容です。

 

紫の花

 

次の例文の中に、二重表現が3つあります。

どれだか、わかりますか?

 

<例>

先日、締め切ったアンケートの回答数は

約1000件ほどだった。

まず、最初に伝えたいのは予想以上の

反響があったということだ。

あらかじめ予告しておいたのが功を奏した

と考えられる。

 

 

いかがでしょう。

間違いを探せましたか?

 

 

 

 

 

 

では、正解です!

 

 

 

1つ目は、

「約1000件ほど」という表現です。

これは、「約」と「ほど」は同じ意味になるため

「約1000件」もしくは「1000件ほど」が正しい。

 

2つ目は、

「まず、最初に」という表現です。

これも「まず(先ず)」と「最初」は同じなので

「まず」もしくは「最初」のどちらかに

するのが正しい。

 

3つ目は、

「あらかじめ予告」これも

「あらかじめ(予め)」と「予告」が、

かぶるため「予告」だけにするのが正しい。

 

となります。

 

うっかり使ってしまいがちですが、

言葉の意味を考えながら書くと

こういった事態を防ぐことができます。

 

みなさんも、わかっているつもりの

その言葉の意味を、もう一度しっかり

見直してみてくださいね☆

 

 

うっかり使ってしまう二重表現 への2件のコメント

  1. 山下弘司

    例題の分など良く使ってしまいますね。
    これらの文は何気なく読み流してしまいますが、
    書く側が気をつけて書くと、文章も上品になっていいですね。
    いつも参考になります。ありがとうございます。

    返信

    1. wo-admin

      コメントありがとうございます。
      二重表現は、気がつくと身の回りにあったりするので
      言葉の意味を意識しながら、文章を書くといいですよ!

      返信

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