新しい「切り口」の見つけ方(1)

先日、友人が

「いつもと違う切り口で、

商品を紹介したいんだけど、

文章が全然思い浮かばない」

と、ぼやいていました。

 

 

違う切り口、と言いながら

その内容が思い浮かばないらしいのです。

 

切り口が思い浮かばないその理由は、

お客様(ユーザー)が何に困っていて

どうしたいのかを把握できていないことが

原因のひとつに挙げられます。

冬景色

 

皆さんは

「冷蔵庫がエスキモーの人気商品になった」

という話しを、ご存じでしょうか?

 

 

バナナも金槌のようにカチンカチンに

凍るような極寒な環境で

エスキモーは生活をしています。

 

そんなに寒いのだから、冷蔵庫なんて

必要ないと普通は考えますよね。

 

でも、エスキモーが冷蔵庫を

バンバン買っていくのです。

 

 

なぜ、だと思います?

外国の子ども

 

その理由は、エスキモーが

日々の生活で感じていた不便さにありました。

 

エスキモーが住む地では、

屋外で食材を保存しているため

食材がカチカチに凍ってしまい

固くて調理がしにくいのです。

 

そこで、冷蔵庫を

「食材を冷やす場所」としてではなく

「食材を適温で保つための場所」として

販売したのです。

 

冷蔵庫は室内に置けるため、

屋外に取りに行く必要もなくなります。

 

これで、エスキモーが困っていた

調理がしにくいことと

屋外へ取りに行くという

不便さの解消につながりヒットしたというわけです。

 

このように、同じ冷蔵庫でも

お客様の困り事を解消する!

という観点からみると、

おのずと、新しい切り口は見つかるのです。

 

みなさんも、やってみてくださいね☆

 

新しい「切り口」の見つけ方(2)も、

ぜひ、ご覧ください!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前 *

ウェブサイトURL