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サクッと読める一文の長さは?

メールやブログ、SNSなど、

多くの人は、自分の書いた文章を

みんなが丁寧に読んでくれると思っています。

 

が、

実は、読み手のほとんどは

じっくりどころか、ササーーッと

「流し読み」をしていることも多いのです。

 

WEBで読む文章は、

文庫本や雑誌、パンフレットなどとは違って

しっかり読み込んでくれる確率が

低くなりやすいのです。

 

そこで、今回は

少し気をつけるだけで、すぐできる

流し読みでも理解して読んでもらうための

方法の一例を紹介します。

イルミネーション

 

<ポイントは、一文を短くすること>

一文とは、書き始めから「。」までの

文章のことですよね。

 

例えば

贅肉が気になってきたので、

痩せようとダイエットを始めたところ、

ただ痩せるだけではなく、

どうせなら綺麗に痩せたいと思うようになり、

栄養バランスのよい食事と運動、

そして体を休める睡眠を

しっかり取るようにしました。

この文章は、

文頭の「贅肉が・・・」から

「・・・取るようにしました。」までが

一文ですよね。

 

こうしてみると、長いですよね。

( ̄○ ̄;)

 

この長い一文を、短い一文に分割すると

贅肉が気になってきたので、

痩せようとダイエットを始めました。

ただ痩せるだけではなく、

どうせなら綺麗に痩せたい。

そこで、栄養バランスのよい食事と運動、

そして体を休める睡眠をしっかり

取るようにしました。

 

長かった一文を、3つの文にしました。

たったこれだけのことですが

文章は読みやすくなるんですよ!

 

みなさんも、試してみてくださいね☆

 

思わずクリックしてしまうタイトル

文章の入口ともいえるのが

「タイトル」や「キャッチコピー」です。

 

「タイトル」や「キャッチコピー」で

興味が湧かなければ

クリックしてもらえない

イコール、文章を読んでもらえない、

ということになります。

 

 

文章の内容も、もちろんですが

「タイトル」や「キャッチコピー」も

大切な要素のひとつなのです。

 

 

思わずクリックしてしまう

「タイトル」や「キャッチコピー」には

いくつかのある共通点があります。

 

今回は、そのひとつについてお話します。

キャンドル クリスマスツリー

 

みなさんが、今までクリックしたことのある

タイトルに、こんなのありませんでしたか。

 

『甘い物を食べて、10kgダイエットに成功!』

『倒産寸前の会社が、東証一部上場できたわけ』

『1位より、オンリーワンを目指せ!』

 

いかがでしょう。

こんなタイトルだと、

クリックしてしまいませんか。

 

 

これらに共通するのは、

『意外性』いわゆる『ギャップ』です。

 

 

一般的にダイエットは、

甘い物を止める、という概念があります。

 

そこに、甘い物を食べてダイエット

と言われると

「なんで?」

「えっ、そんなことできるの」と

興味を引くことができます。

 

また、同じように

倒産から免れただけではなく

東証一部上場って

「何したの?何が起こったの?」

「どんな方法を使ったの?」と

その方法や理由を知りたくなります。

 

近年、売れた本の中に

『学年ビリのギャルが1年で

偏差値を40上げて慶応大学に

現役合格した話』というのがあります。

 

『ビリギャル』というタイトルで

映画化されましたね。

 

これも、『意外性』や『ギャップ』に

訴えたタイトルですよね。

 

 

みなさんの文章のタイトルにも

『意外性』のエッセンスを

加えてみてくださいね。

 

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ギャップのあるタイトルが興味を沸き立たせる

 

男性脳と女性脳からみる文章の違い

女性の友人、知人、家族、恋人の

メールやブログなどを見て

「なぜ、女性が書くメールやブログって

空白やデコメ、絵文字が多いのか?」と

思ったことありませんか。

 

終わりかと思ったメールに

長〜い空白があって

かなり下に一文書かれていた、とか

ブログでも、ウィンクしたり、

点滅のようにキラキラと動くハートの

デコメなどが、たくさん

使われていたりします。

 

男性からみると、

「この長い空間は、何なんだ」

「デコメが多すぎて、読みにくい」

といった感想を持つ人も多いのでは

ないでしょうか。

 

全ての女性に、当てはまるものでは

ありませんが、女性が書く文章は

なぜか、こういった傾向がよく現れます。

 

実は、そうなるには

ある理由があるのです。

男女 時間 時計

 

みなさんは、

男性脳」と「女性脳」という

言葉を聞いたことはありませんか。

 

男性脳は、データや論理 を

女性脳は、イメージや感覚 を

重視すると言われています。

 

そのため、感覚・感性・感情などに

重点をおく女性は、

自分でも気付かないうちに文字だけではなく、

空間や絵文字などを使って

別の方法でも表現しょうとするのです。

 

つもり、デコメや絵文字はもちろん

広く開けた空白の中にも

伝えたい感情があるということになります。

 

一方、男性は文字や理論で物事を

判断しようとするため

「このムダな空白は、何なんだ!」

「デコメが、チカチカと鬱陶しい」と

思うのです。

 

空間の多い文章をみて、

うーむ(ー`´ー)となる男性。

 

文字しかない文章をみて、

やだー(ノ-o-)ノ ┫となる女性。

分かり合えない男女

 

それを象徴する男女の会話が、こちら。

 

女性「なんで、察してくれないの?」

男性「じゃあ、言ってくれれば良かったのに」

 

こうして、

空白に込めた思いを感じて欲しい女性と

空白の意味が分からない男性、

という構図ができあがるのです。

 

 

このことから、

メールやブログなどで

伝えたい相手が、男性・女性の

どちらかによって、文章の書き方を

変える方がベスト!だ

ということになります。

 

 

もちろん、女性のなかにも男性脳が強い人

男性でも、女性脳の強い人はいるので

一概にはいえませんが、大半は

この考え方が当てはまります。

 

 

一番いいのは、男性向け・女性向け

両方のバランスが取れた文章ですけどね。

 

みなさんの文章は、どうなっていますか。

 

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間違った辞め方

先日、街中を歩いていると

女性二人が、こんな会話をしていました。

 

女性Aさん

「最近の若い人は、

『辞めます』の一言だけメールして

会社を辞めるらしいよ」

 

私の心の声

「ええーーー、マジでぇ〜

ウソーン!! Σ(;゚ω゚ノ)ノ」

 

女性Bさん

「そうそう今は、辞表も出さずに

辞める人がいるって聞いた〜」

 

私の心の声

「辞表って。。。( ̄▽ ̄;)」

ねこ

 

この話しが事実なら

一通のメールで、しかも届け出もなく

「辞めます」の一言だけで

辞めることにも、驚きましたが

加えて、私がビックリしたのは

「辞表」という言葉です。

 

みなさんは、なぜ私が「辞表」が

気になったのか分かりますか。

 

会社を辞める際に

提出するものと言えば

 

「退職願」「退職届」「辞表」が

ありますよね。

 

みなさんは、この3つの違い分かりますか?

「退職願」は、

退職を願い出るもので、

承認されれば退職となり、

承認されなければ退職できません。

撤回することができます。

自己都合の場合に、使うことが多い。

「退職届」は、

退職を届け出るもので、

会社への意志表示となり

受理された時点で退職になります。

よって、撤回ができません。

会社都合のときに、使いうことが多い。

「辞表」は、

取締役など会社の運営に関わる重役や

公務員が提出するもので、

一般社員は使いません。

 

ということで、話しを元に戻すと

若い子が「辞表」を出すとすれば

公務員だった場合に限られるのですが。。。

 

私の推測では、たぶん

一般社員だと思うんだな〜。

 

あの女性二人は、退職願と辞表を

間違って使っている気がする。。。

花と猫

 

この間違い、テレビのドラマでも

たま〜に見られます。

 

一般社員の主人公が会社を辞める時に

「辞表」を出したり、

「辞表」っていうセリフを言ったり。。。

 

そのシーンを見ると、

ドラマのディレクターをはじめ

誰も気付かなかったのかと

とても残念な気分になります。

/(´o`)\オーノー!!

 

 

みなさんの周りは、大丈夫ですか。

 

反響がアップする書き方!!

文章を読んでいるとき

これは、独り言? 自己完結?

どうしたいの? 何が言いたいの?

と、感じてしまうときって

ありませんか。

 

例えば、こんな文章

1部10枚の資料をホッチキスで

止めていたら、針がなくなってしまった。

全部で50部、必要なのに換えの針がない。

 

圧着したり、折り込んだりする

針を使わないホッチキスを

買っておいて良かったと思った。

いかがでしょう。

 

みなさんは、この文章を読んで

どんな感想を持ちましたか?

 

私なら、独り言だと思ってスルーします。

 

この文章では

書き手が、何をどうしたいのか

分からないので

読まれた方のほとんどは

何も反応しなかったのではないでしょうか。

 

これが、プライベートで使っている

ブログやSNSなら、

それでも良かったかもしれませんが

ビジネスとして何かを伝えるための

文章だったとしたら、

残念な内容だ、ということになります。

湖の風景

 

では、どうすれば読み手が反応する

文章になるのか。

 

先の文章を手直ししてみましょう!

 

例えば、こんな感じ

みなさんは、ホッチキス止めをしていて

針の交換が面倒だな〜、とか

針の買い置きがなくて、

途中で作業が止まってしまった、

という経験はありませんか。

 

そんな時に便利なのが

針のいらないホッチキスです!

 

圧着したり、穴を開けて折り込んだりして

用紙を止めるので、針の

交換といった手間がかかりません。

また、針が不要なので僅かですが

経費削減やエコに貢献することができます。

 

ぜひ、オフィスの新しい文具に

加えてください。

いかがでしょう。

 

これなら、興味を持ったり調べたり、

購入したりするなど

何かしらの行動をとりますよね。

 

読み手が反応する文章作りのポイントは!

まずは、読み手が目の前にいることを

イメージして、

問いかけ(話しかけ)ながら

文章を作成することがポイントです。

 

文章の流れ(構成)としては

1)問いかける

 → こんな問題、経験ありませんか

2)提案

 → 解決するには、

   こんな方法があります

3)具体例

 → 例えば、こんな風に使えます

4)クロージング

 → 買う、申込む、クリックするなど

   読み手に行動して欲しい内容

 

これができれば、今までよりも

反響がアップする文章が

書けるようになりますよ!

 

みなさんも、ぜひやってみてくださいね。

 

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