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「表記ゆれ」に注意を!

「表記ゆれ」とは、文中の表記が

統一されていないことをいいます。

 

読みにくい文章の一例として

表現の不揃いがあげられるんですよ。

 

例えば

子どもと公園に行くと、たくさん

子供達が楽しそうに走り回っていました。

遊ぶ様子を、ママ友と一緒に見ながら

沢山の会話ができ、たのしかった

 

この文章中には、同じ言葉が

何度もでてきますが、それぞれ

表記が違うことに気付きますよね。

 

子ども と 子供

たくさん と 沢山

たのしむ と 楽しむ

が、ひとつの文章中に

混在しているのです。

公園 ぬいぐるみ

 

文章を、読みやすくすることや

文章の見た目をよくするためにも

こういった表記は、

どちらかの表現に統一しましょう。

(もっと、言えば表現を変えるのが

ベストですが)

 

その他、文章中に混在するケースで

よく見かけるのは

いただく と 頂く

ください と 下さい

よろしく と 宜しく

・・さま と ・・様

・・こと と ・・事

・・とき と ・・時

いう   と 言う

など   と 等

あいさつ と 挨拶

つぎに  と 次に

いたします と 致します

などがあります。

 

みなさんも、

表記が統一できているかどうか

確認してみてくださいね!

 

「拝」が付くときの表現方法、あなたは大丈夫?

目上の方との会話をはじめ

取引先とのメールでのやり取り

お店から届いたDMなどで

「う〜ん、これは・・・(-.-;)」と思う

文章表現があります。

 

例えば

<ビジネスシーン>

取引先の相手

「うちのホームページは

見てもらえましたか?」

 

自社の社員

「はい、拝見させていただきました」

<お店からのDM>

新発売の商品パンフレットを

ご拝読いただきありがとうございます。

 

この

「拝見させていただきました」

「ご拝読いただき・・・」は、

実は、間違いなのです。

雪山

 

<解説1>

「拝見させていただきました」について

「拝見」は、「見る」の謙譲語、

「いただく」は、「もらう」の謙譲語ですので

この表現は、二重敬語になります。

 

正しくは

「拝見しました」

「拝見します」

となります。

 

ちなみに、

「拝見いたします」については

「いたす(致す)」は、「する」の謙譲語

ですので、同じく二重敬語となり

文法的には間違いとなります。

 

が!!!!!

 

「いたします(致します)」という言葉は

広く一般に浸透したため

使ってもいいだろう。。。と

ほぼ、市民権をえている状況にあります。

(一般的に認められている状態)

 

とはいえ、相手や状況によっては

シビアに捉えられることもあるので

「拝見しました」

「拝見します」

を使う方が無難かもしれません。

街の夜景

 

<解説2>

「ご拝読いただき・・・」について

「拝む」には、

「つつしんで〜」という意味があります。

 

拝観、拝読、拝聴、

拝受、拝謁、拝借などから

分かるように、「拝○」は

自分側の行為に使う謙譲語なので

相手の行為に対して使うのは間違いです。

 

さらに、間違っているものに

「ご」を付けたとしても

敬語にはなりません。

 

会話でも、文章でも、

よく見聞きする表現ですが

みなさんも、気を付けてくださいね!

 

知ってますか?「 」と『 』の使い方

「 」(カギ括弧)は、

会話を文章で書くときに使います。

 

これは、みなさんよくご存知ですよね。

 

では、「 」は会話文以外の用途でも

使えることをご存知でしょうか。

木の実

 

それは、こんなとき

・その言葉を強調したいとき

・どこかの文章を引用したとき

などに使います。

 

文章を読む際に、どこかで

目にしているハズなんですが。。。

 

例えば

強調したい場合

「ビタミン」が豊富なフルーツは

イチゴ、グレープフルーツ、オレンジ

などです。

というように、ビタミンを

強調するために「 」を使います。

 

引用した場合

○○研究所が、昨年10月の△△議会で

発表した研究データによると

「30人に5人の割合で・・・の症状が

確認され、そのうち2人は・・・にある」

という結果がでている。

というように、引用部分を「 」で

括って表示します。

ブルーベリー

 

では、『 』(二重カギ括弧)は

どんな時に使うかご存知ですか?

 

中には、使わない、もしくは

使ったことがない、という方も

いらっしゃるかもしれませんね。

 

『 』(二重カギ括弧)は、

・  書籍名、雑誌名、曲名といった作品を

記載するとき

・  会話の中で誰かがしゃべった言葉を

書くとき

に使います。

 

例えば

書籍名などの場合

彼が読んでいるのは、

森鴎外の『舞姫』だよ。

というように、書籍のタイトルを

『 』で括ります。

 

会話文の中で、

他の誰の会話を書く場合

私は、緑の方を進めたんだけど

彼は「俺は、赤がいいんだ!だって

先生が『○○さんは、赤が似合うわ』

って言ったから」って言うの。

というように、会話文の中の

会話を『 』で括ります。

 

 

みなさんも、用途に応じて

「 」(カギ括弧)と

『 』(二重カギ括弧)を使い分けると

読みやすく、わかりやすくなるので

ぜひ、やってみてくださいね。

 

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自分の考えがしっかり伝わる文章術

文章で、自分の意見や考えが

うまく伝えられない。

 

そんな方、多いのではないでしょうか。

 

これは、ビジネスはもちろん

ブログやFacebookなどでも言えること。

 

そこで、今回は

伝わる文章の構成方法について

お話します。

森と海

 

うまく伝えられない方が、

周囲からよく言われるフレーズに

 

「何を言いたいのか分からない」

「なぜ、そうしたいのか分からない」

「で、どうしたいの?」

 

などがありますよね。

 

ドキッ (((ʘ ʘ;))) とした、あなた!

次の方法を、ぜひ試してください。

 

言いたいことをしっかり伝える方法は

文章の内容とその構成にあります。

1)その状態、状況を伝える

2)1)について、考え(意見)を述べる

3)解決するための提案をする

4)結論(結果)を示す

 

この1)〜4)の順で、書けば

少々、文章がおかしくても

言いたいことは伝わります。

 

例えば

1)近年、LINEやFacebookといった

SNSの利用者数は、増加傾向にあります。

 

2)それに伴い、アカウントの乗っ取りや

個人情報の漏洩などネット上での

セキュリティ管理が問題となっています。

 

3)そこで、誰でも簡単に出来る

セキュリティに関する情報発信の場として

○○を提供したいと考えています。

 

4)この活動が浸透し、一人ひとりが

ネットでのセキュリティの

重要性を把握し対応できれば、

被害件数の軽減につながります。

 

実は、この方法

文章だけではなく、ビジネスにおける

「企画」、「提案」、「営業トーク」

などにも、活用できます!

 

みなさんも、ぜひ試してみてくださいね!

 

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文章作成のコツ、ネタばらし!

一生懸命、文章を書いても

読んでもらえなければ、意味がない。

 

読み初めても、最後まで読んでくれなければ

やはり、伝わらない。

 

でっ! どうするか。

 

今回は、私がよく使う書き方の

ちょっとした工夫の一例を紹介します!!

海岸を飛ぶ鳥

 

それは、

「特定の誰かに、話しかけるように書く!」

ということです。

 

この「文章作りの豆知識」ブログの

全部ではありませんが

所々に、この方法を使っています。

 

気付かれた方、いらっしゃいますか?

 

 

文章の中で

「いかがでしょう」や

「・・・に感じますよね」というように

相手がいることを想定して書いています。

 

つまり、私がこの投稿(ブログ)を

書くときはいつも、

特定の誰かをイメージして書いている!

ということです。

 

「いかがでしょう」で、問いかけ

「・・・に感じますよね」で、

同意・共感をえるのです。

 

そうすると読み手は

「うんうん」「そうそう」「あるある」、

で、どうなるの?

と、続きが知りたくなり

結果、最後まで

読んでもらいやすくなるのです(^-^)v

(ああ、言っちゃった・笑)

 

ということで今回は、

私の投稿文のネタばらし!でした f^_^;

 

 

これまでの私の投稿を

ずっと読んでくださっている方もいれば

今回、初めて読んでいますという方も

いらっしゃると思います。

 

時間があれば、過去のブログを

読んでみてください。

 

ちょくちょく、

この手法がでてきますから。。。(^_-)☆