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間違いやすい慣用句(2)

ブログやSNSなどの文章もそうですが、

会話の中でも間違った

『慣用句』の使い方をしているケースを

見聞きします。

 

例えば

1)あのお店は、敷居が高くて行けない。

2)あいつは、姑息なことをする奴だ。

みなさんは

“敷居が高い”や“姑息(こそく)”の

それぞれの意味を理解していますか。

 

1)“敷居が高い”について

高級だから、上品だから、

身分不相応だからという意味を

連想するかもしれませんが

これは、間違いです。

 

“敷居が高い”とは

義理を欠く、迷惑をかけた、面目がない

そういった理由で、

その人の家に行きにくい

という意味で使います。

 

いわゆる、合わせる顔がない

という場合です。

 

よって、

高級そうなので行けない、と言いたくて

その慣用句を使ったのに、

実際の意味としては

そのお店に、迷惑をかけたことがあるので

行きにくいという意味になってしまいます。

ラウンジ レストラン

 

2)“姑息(こそく)”について

姑息と聞いてイメージするのは

“卑怯(ひきょう)”かもしれませんが

これも間違いです。

 

“姑息”とは

姑は、「しばらく」のこと、

息は、「休む」を意味することから

一時しのぎ、その場しのぎ、

という意味になります。

 

よって、

あいつは卑怯な手を使った、

と言いたいのに

間違った使い方をしてしまったので

あいつは、その場で一時対応

(応急手当、救急対応)をしたとなります。

握手

 

慣用句の意味をしっかり

理解して使わないと

自分が言いたいことと、

まったく違う意味になってしまいます。

 

みなさんも、気を付けてくださいね。

 

間違いやすい慣用句(1)】はコチラ

大切な人への手紙の書き方(3)おかげ様♡

大切な人への手紙の書き方(1)】の感謝

大切な人への手紙の書き方(2)】のお詫び

と続き今回のテーマは、

<おかげ様>についてです。

オレンジのはな

 

今の生活は、

今の幸せは、

今のあなたは、

誰かのおかげで成り立っている。

 

小さなHappyから

大きなLuckyまで

あなた一人では、無理だったハズ。

 

感動した映画も、

楽しかった遊園地も、

美味しかった食事も、

清潔な衣服も、

はしゃいだドライブも、

一緒に笑ったテレビも、

 

小さな幸せが積み重なって

心安らかな暮らしが成り立っている。

 

それは、

あなたを支えてくれている

誰かのおかげ!

 

あなたのおかげで

今の私は幸せに暮らせています。

 

あなたがいてくれたから

笑顔の私がいる。

 

嬉しかったこと、楽しかったことなど

過去から現在に向けて、

手紙で綴ってみましょう。

手紙 便せんとボールペン

 

【大切な人への手紙の書き方】

(1)3つの感謝

(2)お詫び

(3)おかげさま

そして、忘れてはいけないのが

その相手とのエピソード!!

 

それぞれ単体でも構いませんが

1つの手紙に、これらが揃えば

あなたの気持ちは

伝わること間違いありません!

 

みなさんも

ぜひ、手紙を書いてみてくださいね。

大切な人への手紙の書き方(2)お詫び

前回の【大切な人への手紙の書き方(1)】、

<感謝の手紙>に引き続き、

今回は<お詫びの手紙>についてです。

 

人生経験が長ければ長いほど

幸多いことも、苦いことも味わうもの。

 

満足感もあれば、後悔もある。

 

もし、大切な人に伝えられなかった

「ごめんなさい」があるのなら

一度、手紙でその気持ちを伝えてみては

いかがでしょう。

感謝の花束

 

例えば

・言葉が足りずに傷つけてしまったこと

・思ってもいないことを勢いで

 言ってしまったこと

・  せっかく会えたのに、

笑顔が少なかったこと

・会う時間が取れなかったこと

・  たまにしか連絡ができなかったこと

・  一緒に、旅行に行けなかったこと

・  大切なものを壊してしまったこと

・  約束が守れなかったこと

・  かまってあげられなかったこと

・  話を聞いてあげられなかったこと

・  悩みに気付けなかったこと

など。

「ごめんさない」は、

タイミングを逃すと言いにくくなります。

時間が経てば、今更・・・と思ってしまう。

 

面と向かって言えないことも

手紙なら言えるかもしれない。

 

そう思いませんか。

 

メールでもLINEでもなく

手紙だから、伝わることがあります。

 

「ごめんなさい」に

「3つの感謝の気持ち」を添えて。。。

 

今、この時が心のわだかまりを、

スッキリさせるチャンスかもしれません!

ぜひ、大切な人へ

その気持ちを手紙で届けてください。

 

<あわせて読みたい関連記事>

大切な人への手紙の書き方(3)おかげ様♡

 

大切な人への手紙の書き方(1)感謝!

年賀状や暑中見舞いといった

季節のご挨拶でハガキを

もらうことはあっても

手紙が届くことが少なくなった昨今。

 

メールやLINEで、簡単に

やり取りができてしまう時代だからこそ、

大切な人には、手書きの手紙で、

自分の気持ちを伝えたい。

 

そう思いませんか。

 

もうすぐ、「勤労感謝の日」です!

 

その他、年間を通じて

「成人の日」「父の日」「母の日」

「敬老の日」などがありますし

ほかにも、誕生日、結婚記念日、還暦祝など

気持ちを伝える機会は、たくさんあります。

赤いバラ

 

そこで本日は、手紙の書き方について、

紹介いたします。

(一度で全部は、書ききれないため

シリーズで紹介します)

 

相手に気持ちを伝える手紙の内容として、

お礼・お詫び・今の気持ちなど

幾つかの要素がありますが

今回は、その中の<感謝>についてです。

 

<3つの感謝>

何をどう書こうか、迷ったら!

 

「ありがとう」と一言で終わらせるよりも

日々の暮らしの中でのことや、

過去のエピソードなど、

3種類の感謝を交えて書くと

より一層、その気持ちが伝わります。

 

例えば

毎朝、早く起きてお弁当を作ってくれたこと

何も言わず、傍にいてくれたこと

私を責めずにいてくれたこと

落ち込んだときに励ましてくれたこと

気にかけてくれていること

いつも笑顔で見守ってくれていること

一緒に悩んで、怒って、笑ってくれること

病気のときに看病してくれたこと

野菜や生活用品を送ってくれたこと

わがままを聞いてくれたこと

など、たくさんある感謝の中から

たった3つでいいのです。

 

大切な人とのエピソードに

あなたからの「ありがとう」の

気持ちを添えて伝えてみましょう。

手紙と花

 

手紙を書き慣れない方は

面倒に思うかもしれません。

でも、時間をかけて自分だけのために

わざわざ、手紙を書いてくれた。

 

それだけで充分、伝わります!!

 

字の上手・下手、文章のでき具合は

関係ないと思うのです。

 

ぜひ、この機会に感謝の手紙を!

 

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「暑中お見舞い」と「暑中お伺い」の違い!

「願いを叶える」文章の書き方

「紋切り型」の表現について

「紋切り型」の表現とは、

型にはまる、決まり切った表現

という意味です。

 

「紋切り型」をいくつも用いた文章は、

オリジナル性に乏しく、

つまらない内容になりがちです。

 

どういったものが

「紋きり型」なのかというと

「カモシカのような足」「天を仰ぐ」

「涙をのむ」「雪のように白い」

「頭を抱える」「抜けるような青空」など。

 

一番わかりやすいのが、ビジネス文書や

結婚式・記念式典などのスピーチです。

ウェディング 結婚式

 

「本日は、ご多忙のおり、また足元の悪い中

ご出席いただき・・・、生憎の天気ですが

雨降って地固まると申します・・・」

 

「貴社ますますご盛栄のことと・・・、

平素は格別のご愛顧を賜り・・・・。

さて、かねてより新会社の設立準備を進めて・・・

つきましては、以下のとおり記念祝賀会を・・・」

決まり切った、型通りの文章は

読んでも、聞いてもつまらない。。。

 

ビジネスや式典といった場合は、

こういった定型文も必要ですし

比喩として、「雪のように白い」や

「抜けるような青空」などを使うのも、

ひとつの手法です。

 

ただ、読み手にしっかり伝えたいことが

あるのなら紋切り型は多用せず、

自分の言葉で書くことをオススメします。

緑と青空

 

例えば

抜けるような青空が頭上に広がっている。

↓ 「紋きり型」を書き換えると ↓

見上げると、その先にある

壮大は宇宙を感じさせるような青空が

のびやかに広がっていた。

 

この方が読んでも、聞いていても

楽しく、おもしろく、興味深くなり

書き手の情感がよりよく伝わります。

 

みなさんも、試してみてくださいね!

 

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