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反響がアップする書き方!!

文章を読んでいるとき

これは、独り言? 自己完結?

どうしたいの? 何が言いたいの?

と、感じてしまうときって

ありませんか。

 

例えば、こんな文章

1部10枚の資料をホッチキスで

止めていたら、針がなくなってしまった。

全部で50部、必要なのに換えの針がない。

 

圧着したり、折り込んだりする

針を使わないホッチキスを

買っておいて良かったと思った。

いかがでしょう。

 

みなさんは、この文章を読んで

どんな感想を持ちましたか?

 

私なら、独り言だと思ってスルーします。

 

この文章では

書き手が、何をどうしたいのか

分からないので

読まれた方のほとんどは

何も反応しなかったのではないでしょうか。

 

これが、プライベートで使っている

ブログやSNSなら、

それでも良かったかもしれませんが

ビジネスとして何かを伝えるための

文章だったとしたら、

残念な内容だ、ということになります。

湖の風景

 

では、どうすれば読み手が反応する

文章になるのか。

 

先の文章を手直ししてみましょう!

 

例えば、こんな感じ

みなさんは、ホッチキス止めをしていて

針の交換が面倒だな〜、とか

針の買い置きがなくて、

途中で作業が止まってしまった、

という経験はありませんか。

 

そんな時に便利なのが

針のいらないホッチキスです!

 

圧着したり、穴を開けて折り込んだりして

用紙を止めるので、針の

交換といった手間がかかりません。

また、針が不要なので僅かですが

経費削減やエコに貢献することができます。

 

ぜひ、オフィスの新しい文具に

加えてください。

いかがでしょう。

 

これなら、興味を持ったり調べたり、

購入したりするなど

何かしらの行動をとりますよね。

 

読み手が反応する文章作りのポイントは!

まずは、読み手が目の前にいることを

イメージして、

問いかけ(話しかけ)ながら

文章を作成することがポイントです。

 

文章の流れ(構成)としては

1)問いかける

 → こんな問題、経験ありませんか

2)提案

 → 解決するには、

   こんな方法があります

3)具体例

 → 例えば、こんな風に使えます

4)クロージング

 → 買う、申込む、クリックするなど

   読み手に行動して欲しい内容

 

これができれば、今までよりも

反響がアップする文章が

書けるようになりますよ!

 

みなさんも、ぜひやってみてくださいね。

 

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「なに」よりも「なぜ」が、共感を呼ぶ!

みなさんは、初めて会う方に

職業を聞かれたら、何と答えますか。

(趣味でも、何でもいいんですが。。。)

 

たぶん

 

「・・・を売る(扱う)会社で

営業(事務)をしています」

 

こんな感じですよね。

 

すると、相手は続けて

こう質問してきませんか。

「何で、その仕事を選んだんですか?」と。

 

 

私が何を言いたいのか、分かりますか?

 

といっても、これだけじゃ〜

分かりませんよね。。。σ(^◇^;)

ブーケ

 

さっきの会話では

職業は、「なに?」と質問し

その後、「なぜ?」と聞いています。

 

人は、その人が「なに」をしているのか

と、同時に「なぜ」それをしているのか

が、気になるのです。

 

例えば

コンビニのレジ横の募金箱に

(A)「ワクチン接種のための、

募金にご協力ください」

と書かれていたとします。

 

 

みなさんは、募金をしますか?

それとも、スルーしますか?

 

 

もし、募金箱に書かれていた文章が

次のような内容だったら、どうでしょう。

(B)「店長の田中です。

当店ではワクチン接種のための寄附を

募っています。

 

私は、5年ほど前に

南アフリカへ旅行をしました。

 

5日間の滞在期間、私が見たのは

貧困がゆえに食事もままならず

やせ細っていく子どもたちの姿でした。

 

日本では、見ることのないその光景に

ショックを受けました。

栄養不足で細菌への抵抗力の弱い子ども達が

次々と感染病になっていくのです。

 

この店の運営をしながら、

私に何かできることはないかと考え

寄附を募ることにしました。

 

あなたのその気持ちが、

子ども達の希望になります。

ぜひ、募金にご協力ください」

 

いかがでしょう。

 

寄附を募るという内容は、どちらも同じです。

(A)の募金箱と(B)の募金箱、

みなさんは、どちらに寄附をしますか。

 

 

たぶん、(B)という方の割合が

多いのではないでしょうか。

 

 

ではなぜ、そうなるのか。

その違いを見ていきましょう。

(A)の案内文は、冒頭の

「・・・を売る(扱う)会社で

営業(事務)をしています」

という回答と同じで

「なに」をしているのかだけが

書かれているんです。

  ↓

『コンビニで、寄附を募っています』

でも、(B)の案内文は

「なぜ」寄附を募っているのか、が

書かれています。

 

この「なぜ」を知ると、

読み手のなかに、共感が生まれ

行動に移しやすくなるのです。

 

人は、「なに」よりも「なぜ」の方が

関心が強いのです。

 

みなさんのブログやFacebookには

「なぜ」が書かれていますか?

 

意外と知らない句点4つのルール

前回の読点「、」のお話に続き

今回は句点「。」の紹介です。

 

句点は、文章の最後に打ちますよね。

これは、誰でもが知っています。

 

では、次の場合

どこに句点を打つのが正しいでしょうか。

A.テーブルのおやつを食べたのは誰?

B.早朝に咲く可憐な水芙蓉(水芙蓉とは蓮の別名)

C.世界一大きな時計です(○○調べ)

 

Aには、疑問符が付いています。

Bには、( )内に注釈が書かれています。

Cには、( )内にクレジット表記がされています。

 

どこに、「。」を打てばいいのか

ちょっと、考えてみてください!

 

時計

 

できましたか?

 

では、正解です。

A.テーブルのおやつを食べたのは誰?

解説:疑問符(?)や感嘆符(!)などの

   記号がある場合、句点は打ちません。

   これは、ひっかけ問題。。。σ(^◇^;)

B.早朝に咲く可憐な水芙蓉(水芙蓉とは蓮の別名)

解説:注釈の場合は( )の後ろに打ちます

C.世界一大きな時計です(○○調べ)

解説:クレジットがある場合は( )の前に打ちます

 

いかがでしたか。

 

このように、句点には

文章の最後に打つ、通常の使い方に加え

A、B、Cの計4つのルールがあります。

 

また、句点については、

学校では、こう習ったのに

社会に出ると、こうなっている!

という、おもしろい内容もあるんですよ。

 

↓ その内容は、コチラ

句点「。」は、ダブルスタンダード

 

日本語って、おもしろいですよね!

 

 

※ C.のクレジットとは、

そのデータの出典元や

音楽・映画・絵画・写真といった作品の

著作権・持ち主・所有者の名前を

表示することをいいます。

 

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読点「、」は、どこに打つの?

日本語には、文章を読みやすくするための

句読点があります。

 

句読点とは、

読点「、」と句点「。」のこと。

(みなさん、ご存じだと思いますが。。。)

 

今回は、読点「、」についてのお話です。

しずくのついた赤い花

 

この読点「、」を、どこに打つのかで

文章の意味が変わってしまうことがあります。

 

例えば

まずは、読点の無い文章

「妻は嬉しそうにじゃれる子犬を眺めていた」

 

この文章では、嬉しいのは

妻なのか、子犬なのかが分かりません。

 

で、読点を打ってみると

A「妻は嬉しそうにじゃれる子犬を眺めていた」

B「妻は嬉しそうにじゃれる子犬を眺めていた」

 

これで

Aの場合、嬉しいのは子犬

Bの場合、嬉しいのは妻

ということが分かります。

 

このAとBで、分かることは

 

妻が嬉しそうにしているのに

読点の打つ位置を間違えてしまうと

嬉しいのは子犬になってしまうということ。

 

つまり、自分が言いたいことと

違うことが伝わってしまう

ということです。

花の庭園

 

では、どこに読点を打てばいいの?

という不安を覚えた、あなたのために。

 

一般的に、読点は

主語のあとに打ちますが

その他にも、一定のルールがあります。

 

<1>重文・複文の区切りに打つ

1つの文中に、『主語+述語』が複数ある文を

重文または複文といいます。

この場合は、区切りとなる場所で

読点を打つと読みやすくなります。

 

娘は、遊び疲れて早々に寝てしまったが

私たち夫婦は、深夜までDVDで映画を楽しんだ。

※主語の後+重文・複文の

区切りになる場所に「、」を打っています。

 

<2>接続詞・副詞、独立語のあとに打つ

接続詞

しかし、なお、ちなみに、さて、そして、など

 

副詞

もし、決して、なぜなら、すぐに、とても、など

 

独立語

はい、ねぇ、ああ、もしも、など

 

<3>接続助詞のあとに打つ

接続助詞

〜ので、〜が、〜のに、〜けれど、〜ば、

〜から、〜ても、〜て、〜し、など

 

<4>意味の取り違えを防ぐ場所に打つ

上記、例文のA、Bを参照

 

<5>会話文のカギ括弧の前に打つ

恥ずかしそうに、「プレゼントは何がいい?」

と聞いた。

 

<6>平仮名、カタカナ、漢字が

連続するときに打つ

平仮名、カタカナ、漢字といった

同じ種類の言葉が連続すると

読みにくくなるため、読点を打って防ぎます。

 

例1

そこにはただただ青い空と海が

広がっているだけだ。

例2

その時間飲食店は混んでいる。

 

<7>並列関係にある語句のあとに打つ

旅行は、ペルー、チリ、ブラジルを回る。

 

 

これで、全部かな〜?

何か忘れているような。。。(汗)

 

みなさん、句読点って何気に大切なんですよ!

 

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文章は、見た目も大事!

ブログ・メルマガ・Facebookなどを

見ていて、読みにくいな〜

と感じる文章を、見かけることがあります。

 

その理由は、文章の内容というより

その“見た目”です。

 

少し、手を加えるだけで

見やすく、読みやすくなるのに。。。

なんと、残念な原稿が多いことか (・_・)

 

そこで今回は、私が行っている

文章を読みやすく、そして

見やすくするための

2つの\見せ方の工夫/を紹介します。

スマホを見る女性

 

1つ目は、1行を短くすること!!

 

少し前までは、パソコンで

閲覧される方が大半でしたが

最近は、スマホでの閲覧が目立つように

なりました。

 

そこで、スマホで見ても

読みやすくするための工夫として

1行の文字数を、20文字以内に収めること、

を意識しています。

(スマホの機種や設定にも、よりますが)

 

1行、20文字以内で文章を書いた場合

パソコンでの閲覧が主流だったころは

1行、30〜35文字までと言われていましたが

スマホでは画面が小さくなるため

文章が横に長いと変な所で改行され

読みにくくなることがあるので

1行の文字数を少なくし、

改行の位置を調整しています。

自分が意図した位置で改行されるため

読みやすくなります。

 

上記の文章を

1行、35文字以内にした場合

パソコンでの閲覧が主流だったころは1行、35文字程度と言われていましたが

スマホでは画面が小さくなるため、文章が横に長いと変な所で改行され

読みにくくなることがあるので、1行の文字数を少なくし改行の位置を

調整しています。

パソコンで見ると、1行分が

ちゃんと表示されます。

スマホで見ると、改行位置が

おかしくなったり、1行に数文字しか

表示されなかったりと

読みにくさを感じます。

 

改行しなかった場合

パソコンでの閲覧が主流だったころは1行、35文字程度と言われていましたがスマホでは画面が小さくなるため、文章が横に長いと変な所で改行され読みにくくなることがあるので、1行の文字数を少なくし改行の位置を調整しています。

パソコン、スマホともに

画面上、可能な所まで文章が表示されますが

どこで改行されるかは、

パソコンやスマホの機種や設定によります。

 

そのため、表示される行の冒頭が

「われていましたが」や「、」で

始まるなどマチマチです。

 

 

1行、20文字以内とした原文と

1行、35文字以内にした文章、

改行しなかった文章の3パターンを

書いてみました。

 

この文章を、パソコンとスマホの両方で

読み比べてみると、その違いが

よく分かると思います!

パソコンとスマホ

 

2つ目は、行間にスペースを入れること!

 

どういうことかと言うと

今、みなさんが読んでいるこの原稿を

よく見てください。

 

行と行の間(段落と段落の間)に、

1行〜3行分の空白スペースが

ありますよね。

 

 

これが、大事なのです!!

 

 

空白が、1行〜3行があるだけで、

その文章を引き立て、目線を誘導し

見やすく、読みやすくしたりするのです。

 

 

例えば、冒頭の文章から

段落間の空白を削除すると

ブログ・メルマガ・Facebookなどを

見ていて、読みにくいな〜

と感じる文章を、見かけることがあります。

その理由は、文章の内容というより

その“見た目”です。

少し、手を加えるだけで

見やすく、読みやすくなるのに。。。

なんと、残念な原稿が多いことか (・_・)

そこで今回は、私が行っている

文章を読みやすく、そして

見やすくするための

2つの\見せ方の工夫/を紹介します。

いかがでしょう。

 

文章はそのままで、

空白スペースを削除しただけです。

 

どちらが、

見やすく、読みやすいと感じましたか?

 

おそらく、1行が短く

行(段落)の間に空白のスペースが

ある方が、見やすく、読みやすいと

感じたハズです。

 

ちょっとした工夫で

文章が読みやすくなるんですよ。

みなさんも、やってみてくださいね!!

 

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