身近にある「雅楽」の言葉(2)

前回の

『身近にある「雅楽」の言葉(2)』

引き続き「雅楽」に由来する

言葉のお話しです。

 

では、早速こちらの文章から

お正月から、舞妓さんとお座敷遊びだなんて

乙なものだな〜。

 

舞妓

 

甲高い声がして振り向くと、みんなが

ビールで盛り上がっていたので、

飲み過ぎると、部長の二の舞だぞ!

と声をかけた。

 

それを聞いた、後輩が何か言っていたが

すでに、ろれつが回らないようだった。

 

ありがちな話しですが、今日もこの中に

「雅楽」に由来する言葉を、

4つ入れてみました。

 

 

さあ、それはどの言葉でしょう?

 

雅楽演奏者と舞

 

分かったかな〜。

 

 

 

では、正解です。

1つ目は、乙なもの」「甲高い」です。

(2つセットで紹介します)

 

「乙なもの」とは、

洒落が利いていて、ちょっといいなと

思わせるさま、粋なさまをいいます。

 

諸説ありますが、

高い音域を「甲(かん)」といい、

そこから「甲高い」になりました。

 

その「甲」よりも一段低い音を

「乙(おつ)」と呼び、

味わい深い音であることから

趣のあることを「乙」と言うようになりました。

2つ目は、「二の舞」です。

「二の舞」とは、人が失敗したことを

繰り返してしまうことを言います。

 

これは、舞楽(ぶがく)の

「安摩(あま)」答舞に由来した言葉です。

 

「安摩」の舞の後に、

「咲面(わらいめん)と「腫面(はれめん)」を

つけた二人が、わざと失敗しながら

「安摩」の舞を真似て演じ、

笑いを誘うというもの。

 

このことから、人と同じ失敗を繰り返すことを

「二の舞」というようになったそうです。

3つ目は、「ろれつが回らない」です。

「ろれつが回らない」とは、

言葉がはっきりしないことをいいます。

 

「ろれつ」は「呂律」と書くのですが

雅楽の音階に「呂(りょ)と「律(りつ)」があり

合わせて「呂律(りょりつ)」と呼びます。

 

この2つの音階が合わないとことを

「呂律が回らない」と言ったのが語源といわれます。

 

ちなみに、

「呂律(りょりつ)」を

「呂律(ろれつ)」と呼ぶようになったのは

江戸時代だそうです。

 

皆さんも今度、お祭りで

「雅楽」や「舞楽」を見聞きする

機会があれば、思い出してくださいね!

 

日本の伝統文化がもっと身近に

感じられますように。

 

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