身近にある「雅楽」の言葉(1)

初詣をはじめ、春・夏・秋の祭りや七五三、

結婚式、商売繁盛を願う『十日戎』、厄払いなど、

日本には、季節や人生の節目ごとに

神社へ参拝する風習があります。

神社 神主

 

お祭りの神楽(かぐら)などで

神職の方々が、笛や太鼓などで

音楽を奏でているのを耳にしますよね。

この音楽を『雅楽(ががく)』と呼びます。

 

今回は、『雅楽』に由来する言葉について

お話します(⌒∇⌒)

 

次の文章を読んでください

今頃、運営関係者は

良い塩梅に、上手く、さまになるように

打ち合わせや練習に

勤しんでいるかもしれませんね。

やや強引な文章ですが。。。f^_^;

 

この文章の中に

『雅楽』に由来する言葉があるんですが

分かりますか?

 

ヒント → 全部で4つあります。

 

さてさて、どれでしょう。

雅楽演奏者と舞

↑ 雅楽演奏者と舞楽(ぶがく)

 

分かりましたか。

 

では、正解です。

1つ目は、

良い塩梅(あんばい)」です。

 

雅楽に篳篥(ひちりき)という

和楽器の笛があるのですが、

その篳篥の演奏の仕方に「塩梅(えんばい)」

というものがあります。

 

音程を滑らかに変える特徴的な演奏の仕方で

それを奏者が上手く吹くことができると

とても良い旋律になり「良い塩梅」となるのです。

ひちりき

2つ目は、

上手く、さまになる」です。

(2個をセットで紹介します)

 

神社などで『舞楽(ぶがく)』が

奉納されますよね。

舞楽

 

朝鮮半島を経由して伝わった『舞楽』を

「右舞(うまい)」といい、

唐を経由して伝わった『舞楽』を

「左舞(さまい)」といいます。

 

「右舞」が上達すると「うまい」

「左舞」が上達すると「さまになる」

と言われるようになりました。

3つ目は、

打ち合わせ」です。

 

雅楽は、管楽器、弦楽器、打楽器が

合奏しますが、その時に

笏拍子(しゃくびょうし)という打ち物を

打ちながら拍子をとりリズムを合わせます。

 

各楽器のリズムを、

打ち物で合わせることから

「打ち合わせ」に転じました。

 

雅楽や舞楽に触れたことのない人でも

言葉という別の形で、触れている!!

ということなんですよね〜。

 

 

言葉って、すごい!!楽しい!!

♡(๑˃̵ᴗ˂̵)و イエィ!

 

みなさんの周りには、まだまだ

雅楽に関する言葉がありますよ。

次回、また紹介しますね〜 (⌒∇⌒)ノ

 

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