最近の記事

懐にスルリと入り込む文章術

ネットを見ていて

気が付いたら、共感しながら

文章を読み進めていた。

そんな経験ありませんか。

 

いつの間にか、文中に入り込んでいた。

 

こういった反応は、伝えたいことがある

書き手にとっては嬉しい状況ですよね。

 

こういった文章は、構成を整えれば

読みやすく、読み進めてもらいやすい

内容になります。

 

パソコンとチューリップ

 

その構成とは

1)状況、描写

2)意見

3)提案

4)結果、結論

です。

 

この文章構成は

読み手に状況をしっかり

把握させながら

書き手が言いたいことを

きっちり伝えることができます。

 

例えば

1)野菜の価格が高騰しています。

2)この状況が続けば、各家庭の家計にも

影響が出かねません。

3)そこで、バルコニーで簡単に野菜が作れる

プランタ菜園をオススメします。

4)こうすることで、家計にも優しく

食べたい野菜を作ることができます。

※ 番号は、構成が分かりやすいように

記載しているだけです。

実際の表記はありません。

 

いかがでしょう。

 

書き手にとっても、書く内容を

迷うことなく、スラスラ書けるうえ

読み手の懐に、スルリと入り込む

文章を作ることができます。

 

みなさんも、ぜひ試してみてくださいね。

 

<あわせて読みたい関連記事>

伝わりやすい文章の構成順 はコチラ

反響がアップする書き方!! はコチラ

形容詞を使うより、効果的な表現方法!

普段の生活をはじめ仕事においても

日々、色んな出来事がありますよね。

その内容をブログやSNSなどで

見かけることもあります。

 

そこで、私が言いたいこと!

 

それは

【感情は、感想より描写表現がベスト】

だということです。

 

どういうことかと言うと

 

例えば

広大な公園の中にある大きなイチョウ並木が

黄色く色づいていました。

 

後日、友人たちを誘ってイチョウを

眺めながらピクニック!

秋の行楽を満喫して楽しかった!

という文章があったとします。

イチョウ並木

 

ここに「楽しい」という形容詞があります。

 

感情を、楽しい、嬉しい、美味しい、美しい、

忙しい、悲しい、悔しい、厳しい、などで

表現すると、ただの感想で終わってしまい

読み手の共感を得ることが難しく、

文章も少し稚拙に、みえてしまいます。

 

そこで、こういった感情を表現する場合

なるべく、形容詞を使わずに

文章を書くことをオススメします。

 

 

例えば

先ほどの文章を「楽しい」を使わずに、

楽しさを表現すると。。。

広大な公園の中にある大きなイチョウ並木が

黄色く色づいていました。

 

後日、友人たちを誘ってイチョウを

眺めながらピクニック!

おにぎりやサラダ、デザートまで持って

魔法瓶ボトルのお気に入りのドリンクを

みんなで、シェアしあいながら談笑しました。

 

秋晴れの空のもとみんなで食べる

おにぎりやデザートは

いつもより味わい深く感じました。

 

昔の思い出話に花が咲き、こんなに笑ったのは

いつぶりだろうと思うほど

みんなで、ゲラゲラと大笑いしました。

ピクニック

 

いかがでしょう。

 

この方が「楽しそうだな〜」とか

「ああ〜、そんなことあるある!」とか

共感が得られやすく

その時の情景が浮かんでくるので

楽しいという雰囲気もよく伝わります。

 

みなさんも、ぜひ試してみてくださいね☆

 

<あわせて読みたい関連記事>

人は商品ではなく、感情を買っている!

五感に訴える文章を書いてみる!

「紋切り型」の表現について

漢字とひらがな、読みやすさの比率

右脳と左脳の相乗効果!

表現力のある文章は、それだけで

読み応えがあり、おもしろいと感じます。

 

できれば、みなさんには

そこを目指していただきたいのですが

文章を書き慣れない方にとって

いきなりは、少し厳しいものがありますよね。

 

そこで、今回は

書いた文章がより分かりやすく

読みやすくなる情報伝達の方法について

お話します。

 

題して

【文章と○○で、相乗効果を狙え!】です。

 

で、○○って?

と思いますよね f^_^;

水辺の紅葉 カメラを構える女性

 

みなさんは、脳の働きについて

こんなことを、耳にしたことありませんか。

 

右脳は、感性、芸術、直感 などを

左脳は、論理、数学、言語 などを

司っている、と。

 

ここから、推測すると

右脳だけ、左脳だけ、に伝達するよりは

両方に情報伝達する方がより一層、

伝わりやすく、理解されやすくなる

ということが分かりますよね。

 

文章は、左脳ですので

右脳に訴える物を文章と一緒に使うと

良いということです!!

 

では、問題です!

右脳に訴えるものって、何だと思いますか?

カメラと本

 

正解は、

写真、イラスト(絵)、図表、グラフ、

などです。

 

文章と一緒に、その内容を紹介する

写真や図表などがあると、

よりイメージがしやすくなるのです。

 

みなさんの実体験として

文章だけだと、

イマイチ分かりにくかったのに

あとで、写真や図表などを見せられて

「ああ、そういうことなのね!」と

納得したことありませんか。

 

例えば

秋深まる公園で、

大きな木の下のベンチに腰掛け

読書をする人を見かけた。

映画のワンシーンのようなその風景に、

新しい物語が始まりそうな予感がした。

と、文章だけで終わるよりも

イメージする写真がある方が

より印象深く伝えることができます。

 

こんな感じ

秋深まる公園で、

大きな木の下のベンチに腰掛け

読書をする人を見かけた。

映画のワンシーンのようなその風景に、

新しい物語が始まりそうな予感がした。

木の下のベンチ

 

 

そういうことなんです(*^-^*)

 

ネットの世界で写真(画像)は、読み手に

イメージを伝えるとても大切なアイテムです。

みなさんも、できるだけ内容に沿った

画像を使ってみてくださいね。

 

「へ」と「に」の使い分け

前回は「は」と「が」の使い方を

紹介しましたが、

今回は「へ」と「に」の使い方について

お伝えします。

「は」と「が」の使い分けはコチラ

 

もうお気付きかと思いますが

この「てにをは」と呼ばれる助詞は

使い方を誤ると違う意味で

捉えられてしまうものと

入れ替えても意味が通じるものがあります。

ヨーロッパの宮殿

 

「へ」と「に」が示すもの

「・・・」は、動作の方向を表現し

「・・・」は、動作の到達点を表現しています。

ただ、「へ」と「に」は、

前回の「は」と「が」とは違い、

入れ替わっても、意味が通じるのです。

 

例えば

A)お客様へ(に)漢方薬をすすめる

B)忘れ物をしたので家へ(に)戻った

C)友人がヨーロッパへ(に)留学する

 

A)とB)は、

「に」を使うのが通例ですが

「へ」でも、意味は通じます。

 

C)の場合は、

「ヨーロッパ」にすると

方向を示す意味でヨーロッパとなりますが

「ヨーロッパ」とすると、

他の国ではなく、ここ!という

その人の意志が伝わります。

 

 

「は」と「が」は、間違わないようにと

ドキドキしますが

「へ」と「に」は、少し気持ちが楽ですね。

 

みなさんが使う「てにをは」は、

ちゃんとできてますか。

 

「に」と「と」の使い分け はコチラ

「は」と「が」の使い分け

「・・・は」「・・・を」「・・・が」

「・・・も」「・・・に」「・・・へ」といった

助詞を「てにをは」といいますよね。

 

今回は、一番間違いやすい

「・・・は」と「・・・が」の

上手な使い方についてのお話です。

 

ブログやFacebookをみていて

ときどき、この助詞の使い方が

しっくりこない文章があります。

 

例えば

・旬に食べる「いちご」が、美味しい!

・水は、溢れている

この2つの文章なんだか、

しっくりきませんよね。

 

これは、「は」と「が」の使い方が

間違っているからです。

フルーツ イチゴ オレンジ キーウィ ミント

 

主語の後に使う助詞

・・・は」は、すでに周知している情報

・・・が」は、未知の情報

になります。

 

旬の「いちご」が美味しいのは

みんなが知っているので

誤)旬に食べる「いちご」が、美味しい!

正)旬に食べる「いちご」、美味しい!

 

水が溢れているかどうかは

見に行かないと分からないことなので

誤)水は、溢れている

正)水、溢れている

となります。

 

みなさんも、気を付けてくださいね!

 

「へ」と「に」の使い分け はコチラ

「に」と「と」の使い分け はコチラ