印象づける文章術「PREP(プレップ)法」

伝えたいことが山のようにあるのに

何をどう書けばいいんだろう?

または、どの内容から

どう伝えればいいんだろう?

 

文章の書き方について

こんな質問をよくされます。

 

方法は、いくつかあるのですが今回は

ストーリー性にポイントを置いた技法を

紹介しますね。

ラベンダー畑

 

話をしっかり伝えるには

文章の書き方もそうですが、

伝える(書く)順番も大切です。

 

まずは、この方法を試してみてください。

文章の構成(書く順番)について

1)結論(Point)

2)理由(Reason)

3)具体例(Example)

4)まとめ(Point)

 

この方法は、

セミナーなどを行っている講師業の方や

会社で企画書などを作成している方が

よく使っている技法で、

英語の頭文字を取って

「PREP(プレップ)法」と呼ばれています。

 

限られた時間の中で、

聞き手に興味を持ってもらいつつ

印象に残すことに優れている方法です。

 

例えば

<結論>

みなさんは、正しい「のし袋」の選び方を

知っていますか。

 

春と言えば新入学のシーズン。

入学祝に使う、のし袋の水引きは

「蝶結び」を選ぶのが常識です。

入学祝い のし袋

<理由>

水引きは、祝い事に使うのし袋や香典袋、

結納の品など慶弔時によく目にしますよね。

 

水引きは、和紙で作られており

その結び方にも意味が込められています。

そのため、使うシーンによって

使い分ける必要があるのです。

 

<具体例>

「蝶結び」は、

何度でも、ほどいて結び返すことができるため

何度あっても良い祝い事やお礼のときに

「結びきり」は、

ほどけない結び方をしているため

繰り返さない方が良い出来事のときに使います。

 

例えば

結婚式のお祝いや病気やケガのお見舞い

快気祝いといった、繰り返したくない時には、

「結びきり」の水引きを

出産祝い、入学祝い、長寿のお祝いなどは、

何度あっても嬉しいので

「蝶結び」の水引きを使います。

のし袋

左から1つ目は「蝶結び」、2つ目と3つ目は「結びきり」の水引き

<まとめ>

このことから、

小学校、中学校、高校、大学・専門学校など

入学は何度も繰り返す、おめでたいことなので

「蝶結び」の水引きがついた「のし袋」を

使うことになります。

 

ちなみに、結婚祝いに「蝶結び」のついた

のし袋を使うと、離婚・再婚を繰り返す

という意味で縁起が悪くなってしまうので

注意しましょう。

(慶弔の内容によって、水引きの色も違うので

留意しましょう)

となります。

 

みなさんも、何をどう伝えたらいいのか

迷ったら、この方法をぜひ試してくださいね!

 

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