「教授」と「教示」、正しいのはどっち?

ビジネスシーンにおいて、

電話やメール文などで、こんな対応を

見聞きしたことありませんか。

 

「・・・について、ご教授いただけますか」

 

これは、その事について

教えて欲しい時やその情報が欲しい時に

よく使われる表現です。

 

が、

この「教授」という表現

実は、間違っているんです。

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「教授(きょうじゅ)」に似た言葉で

「教示(きょうじ)」というのがあります。

 

多くの人が「教授」と「教示」を

勘違いしているんですよね。。。

「教授」とは、

学問や芸術(技芸)など、

高度な技術や技能を教え授けることを

言います。

「教示」とは、

教えてください、を丁寧にした言い方で

知識や方法を教えること、伝達することを

意味します。

 

簡単に言うと

 

「教授」は、長期に渡って

専門的知識を教えてもらう場合。

英語だと「teach」です。

「教示」は、ちょっと教えてぇ〜、

といったイメージでしょうか。

ちょっとカジュアルな例え方ですが

英語だと「tell」になります。

 

よって、ビジネスシーンなどで

分からないことがあって

相手にそれを聞きたい場合は

「ご教示ください」

「ご教示いただきたく存じます」

が、正しい表現になります。

 

みなさんは、何かを教えてもらう場合

どんな表現をされていますか。