なるほど!と納得する表現

日常の会話で、「なるほどですね〜」

という言葉を、耳にすることって

ありますよね。

 

この表現について

「これって、どうなんでしょう?」

と、質問をいただきました。

 

 

「なるほどですね〜」には

「なるほど、そうですね」が短縮された、とか

「なるほど」に丁寧語の「です」が付ついた

といった諸説があります。

 

「なるほど」は、

すぐに、とても、よく、ぐんぐん、

などを指す「副詞」と

へぇ〜、わぁすごい、やったー、

などを示す「感動詞」に区別されます。

 

若い世代にとってこの表現は、

感動詞(感嘆)として

使われていることが多いように感じます。

 

その一方で「なるほど」という言葉は

“他人の言葉を受け入れて、

自分も同意見であることを示す”という

意味も持っています。

 

「なるほど」を言い換えると

「確かに」「やはり」「思った通り」

「まさしく」「その通り」などになるため

「なるほど・・・だ」は

「確かに・・・だ」

「やはり・・・だ」

「まさしく・・・だ」という表現になります。

なるほど

 

ただ、

一方では、共感を示す感嘆に聞こえますが

一方では、横柄だったり、

上から目線のように聞こえてしまいます。

 

このように、捉えられ方が

分かれる場合は、

使う場面や相手によって、

使い分けが必要となります。

 

 

知人・友人・会社の同期といった

気心の知れた間柄であれば

「なるほどですね〜」は、

いいかもしれませんが、

目上の方やビジネスシーンなど

誤解をうみたくない場面での使用は

不適切といえるでしょう。

 

目上の方やビジネスとして使う場合は

「おっしゃる通りです」

「私もそのように思います」

「ためになります」といった

表現がふさわしいですね。

 

 

うっかりやっちゃいそうですが。。。

みなさんは、大丈夫ですか。