サンタクロースの服は、なぜ赤い

みなさんが想い描くサンタクロースは

どんなイメージでしょうか。

 

白いヒゲと愛嬌と丸みのある風貌

そして、赤と白の温かそうな服

といったサンタさんをイメージされる方が

多いのではないでしょうか。

サンタクロース

 

サンタクロースの赤い服は、コカコーラが定着させた!!

今でこそ、赤い服のサンタクロースが定番ですが

昔は、ブルーやグリーンなどがあり、

固定された衣装の色はありませんでした。

グリーンのサンタクロース

ブルーのサンタクロース

 

現代の赤い服のサンタクロースが定着したのは

1930年〜40年ごろのこと。

 

きっかけは、1860年〜80年にかけて、

挿絵画家・風刺漫画家のトマス・ナストが

「ハーパーズ・マガジン」誌のクリスマス号に

赤い服を着て、眼鏡をかけて、太った風貌の

サンタクロースを描いたことでした。

 

このサンタクロースのデザインをコカコーラ社が

広告のイラストに採用したことで、

世界中に赤い服のサンタクロースが

定着することになったのです。

 

コカコーラの戦略が

世界中のサンタクロースのイメージを作った!

とは、なんとも現実的な話ですね。

なんだか、夢が。。。

コカコーラ サンタクロース

コカコーラ サンタ

 

サンタクロースには、モデルがいた!

サンタクロースは、童話やおとぎ話のように

思われているかもしれませんが

実は、モデルとなった実在の人物がいるんですよ。

 

その人物は、4世紀のトルコの司教で

セント・ニコラウスだと言われています。

キリスト教 司教

 

敬虔なキリスト教徒だった彼は

貧乏な家にコインを投げ入れるなど

両親から受け継いだ財産を人々のために使ったそうです。

 

セント・ニコラウスは、オランダ語で

「Sante Klaas(ジンター クラース)」と言って

これが、英語読みになり

「Santa Claus(サンタ クロース)」になったと

言われています。

 

ちなみに、日本で最初に

サンタクロースが紹介されたときの

和名は「三田九郎」だったそうです。

なんだか、渋い!!そして、面白い!!(笑)

 

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