1行の箇条書きから文章を作る簡単な方法

文章が書けない。。。(。ŏ﹏ŏ)

という方がいらっしゃったので

「どれぐらいの長さなら書けますか」と聞くと

「2〜3行ぐらいです。

でも、その後が続かないんです」と

言われました。

 

2〜3行程度というと、箇条書きに近いですし

だいたいの人が書ける長さですよね。

 

実は、箇条書きから文章を作る

簡単な方法があるんです!

今回は、その内容を紹介しますね。

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箇条書きから文章にするには

どんな」と「なぜ」という

問いかけをしながら書くと文章を書くのが

簡単になります。

 

作業の順番は

1)伝えたいこと(テーマ)を決め

2)「どんな」で肉付けをして

3)「なぜ」で腑に落とす

 

例えば

伝えたいこと(テーマ)が

「私は、プレゼントに万年筆を買いました」

だった場合

まずは、「どんな」という問いかけをします。

Q.どんな「私」ですか?

A.両親

 

Q.どんな人への「プレゼント」ですか?

A.息子へのプレゼント

 

Q.どんな「万年筆」ですか?

A.人気の高級ブランド

 

という内容が加わるので

 

「私は、プレゼントに万年筆を買いました」

という箇条書きが

「夫と相談して、筆記具の高級ブランド

モンブランの万年筆を息子に

プレゼントすることにしました」

という文章に変わります。

 

次に、「なぜ」を問いかけます。

Q.なぜ、両親は息子にプレゼントしたの?

A.志望大学に合格したから

 

という内容が出て来たので

 

「夫と相談して、筆記具の高級ブランド

モンブランの万年筆を息子に

プレゼントすることにしました」

という文が

「夫と相談して、志望大学に合格した

息子に筆記具の高級ブランド

モンブランの万年筆を

プレゼントすることにしました」

というように修正されます。

万年筆 モンブラン

 

これでも、いいように思いがちですが

ここで、もう一度「どんな」と「なぜ」で、

さらにもう一段、掘り下げてみてください。

 

Q.どんな「両親」ですか?

Q.どんな「息子」ですか?

Q.なぜ「モンブラン」なの?

 

すると

息子の偏差値では、志望大学の合格は難しいと

先生から言われていました。

それでも、息子は自分の夢を叶えるためには

この大学しかないと、様々な誘惑にも負けず

必死に勉強していました。

私たち夫婦も応援はしていましたが

正直なところ合格するとは思っていませんでした。

難関といわれるヨーロッパアルプスの最高峰

モンブランの登頂にかけて

見事、難関を突破した息子の合格祝いに

モンブランの万年筆をプレゼントに選びました。

という文章が出来上がります。

 

「どんな」と「なぜ」で、

さらに掘り下げた部分が分かりますか。

 

Q.どんな「両親」ですか?

A.応援していたが、まさか!と思っていた

 

Q.どんな「息子」ですか?

A.あきらめずに努力し続けた息子

 

Q.なぜ「モンブラン」なの?

A.登頂困難なモンブランと合格を重ねた

 

となります。

 

最初の

「私は、プレゼントに万年筆を買いました」

という箇条書きが、これだけの文章になるのです。

 

箇条書きぐらいの短い文章なら

ほとんどの方は書けますよね。

 

そこに、「どんな」と「なぜ」の

問いかけをしながら書くことで

簡単に文章にすることができます!!

 

みなさんも、ぜひ試してみてくださいね(⌒_⌒)

 

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