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「冬至」の過ごし方

もうすぐ、「冬至」ですね。

 

「冬至」とは、二十四節気のひとつ、

旧暦(太陰太陽暦)の起点になる日です。

 

そして、みなさんご存知の通り

太陽の位置が1年で一番低く、

昼間の時間が最も短い日でもあります。

 

「一陽来復(いちようらいふく)」

 

1年で、日が一番短いということは

翌日からは日が長くなっていく

ということ!

 

そのことから、

陰が極まり、再び力が蘇って

陽へ向かうという意味から

「冬至」の日を「一陽来復」といい

運気が上がる!運が向いてくる!として

縁起の良い日とされています。

「ん(運)」のつく七種の食べ物

 

冬至には、「ん」のつく物を食べると

「運」を呼び込めると言われています。

 

その食べ物として

なんきん(かぼちゃ)、きんかん、

ぎんなん、にんじん、れんこん、

かんてん、うんどん(うどん)

の七つがあります。

かぼちゃ

 

 

お気づきですか?

「ん」が2つも、ついているんですよ!

 

ちなみに、なんきんは、英語にしてもやっぱり

「ん」が2つつく「パプキ」。

だから、冬至にかぼちゃを食べるのかしら?

 

運が向いてくる日に

「ん」のつく食べ物で、縁起かつぎ!

食べるしかないですよね (^-^)v

 

冬至に入る「ゆず湯」

 

柚子(ゆず)は、融通がきく

冬至(とうじ)は、湯治。

 

語呂合わせのような気もしますが

昔から、何かあるときは

身体を清める「禊(みそぎ)」という

風習があります。

 

空間を清める手段として

お香(お線香)があるように

香りで、邪気を祓うのです。

ゆず

 

 

こう考えると

香りの強い柚子を浮かべた

禊としての湯船は、

道理にあっていると思いませんか。

 

また柚子の木は、

寿命が長く病気にも強いことから

柚子湯で無病息災を祈願する

とも言われています。

 

「冬至」の言い伝え

 

冬至の日の天候で翌年のことが

分かるそうです。

 

冬至に、

晴れもしくは雪がふれば、豊作

雷がなれば、雨が多い

南風が吹けば、地震、日照り、大雨

になるという言い伝えがあります。

 

みなさんは、どんな冬至を過ごしますか。

 

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「表記ゆれ」に注意を!

「表記ゆれ」とは、文中の表記が

統一されていないことをいいます。

 

読みにくい文章の一例として

表現の不揃いがあげられるんですよ。

 

例えば

子どもと公園に行くと、たくさん

子供達が楽しそうに走り回っていました。

遊ぶ様子を、ママ友と一緒に見ながら

沢山の会話ができ、たのしかった

 

この文章中には、同じ言葉が

何度もでてきますが、それぞれ

表記が違うことに気付きますよね。

 

子ども と 子供

たくさん と 沢山

たのしむ と 楽しむ

が、ひとつの文章中に

混在しているのです。

公園 ぬいぐるみ

 

文章を、読みやすくすることや

文章の見た目をよくするためにも

こういった表記は、

どちらかの表現に統一しましょう。

(もっと、言えば表現を変えるのが

ベストですが)

 

その他、文章中に混在するケースで

よく見かけるのは

いただく と 頂く

ください と 下さい

よろしく と 宜しく

・・さま と ・・様

・・こと と ・・事

・・とき と ・・時

いう   と 言う

など   と 等

あいさつ と 挨拶

つぎに  と 次に

いたします と 致します

などがあります。

 

みなさんも、

表記が統一できているかどうか

確認してみてくださいね!

 

「拝」が付くときの表現方法、あなたは大丈夫?

目上の方との会話をはじめ

取引先とのメールでのやり取り

お店から届いたDMなどで

「う〜ん、これは・・・(-.-;)」と思う

文章表現があります。

 

例えば

<ビジネスシーン>

取引先の相手

「うちのホームページは

見てもらえましたか?」

 

自社の社員

「はい、拝見させていただきました」

<お店からのDM>

新発売の商品パンフレットを

ご拝読いただきありがとうございます。

 

この

「拝見させていただきました」

「ご拝読いただき・・・」は、

実は、間違いなのです。

雪山

 

<解説1>

「拝見させていただきました」について

「拝見」は、「見る」の謙譲語、

「いただく」は、「もらう」の謙譲語ですので

この表現は、二重敬語になります。

 

正しくは

「拝見しました」

「拝見します」

となります。

 

ちなみに、

「拝見いたします」については

「いたす(致す)」は、「する」の謙譲語

ですので、同じく二重敬語となり

文法的には間違いとなります。

 

が!!!!!

 

「いたします(致します)」という言葉は

広く一般に浸透したため

使ってもいいだろう。。。と

ほぼ、市民権をえている状況にあります。

(一般的に認められている状態)

 

とはいえ、相手や状況によっては

シビアに捉えられることもあるので

「拝見しました」

「拝見します」

を使う方が無難かもしれません。

街の夜景

 

<解説2>

「ご拝読いただき・・・」について

「拝む」には、

「つつしんで〜」という意味があります。

 

拝観、拝読、拝聴、

拝受、拝謁、拝借などから

分かるように、「拝○」は

自分側の行為に使う謙譲語なので

相手の行為に対して使うのは間違いです。

 

さらに、間違っているものに

「ご」を付けたとしても

敬語にはなりません。

 

会話でも、文章でも、

よく見聞きする表現ですが

みなさんも、気を付けてくださいね!

 

知ってますか?「 」と『 』の使い方

「 」(カギ括弧)は、

会話を文章で書くときに使います。

 

これは、みなさんよくご存知ですよね。

 

では、「 」は会話文以外の用途でも

使えることをご存知でしょうか。

木の実

 

それは、こんなとき

・その言葉を強調したいとき

・どこかの文章を引用したとき

などに使います。

 

文章を読む際に、どこかで

目にしているハズなんですが。。。

 

例えば

強調したい場合

「ビタミン」が豊富なフルーツは

イチゴ、グレープフルーツ、オレンジ

などです。

というように、ビタミンを

強調するために「 」を使います。

 

引用した場合

○○研究所が、昨年10月の△△議会で

発表した研究データによると

「30人に5人の割合で・・・の症状が

確認され、そのうち2人は・・・にある」

という結果がでている。

というように、引用部分を「 」で

括って表示します。

ブルーベリー

 

では、『 』(二重カギ括弧)は

どんな時に使うかご存知ですか?

 

中には、使わない、もしくは

使ったことがない、という方も

いらっしゃるかもしれませんね。

 

『 』(二重カギ括弧)は、

・  書籍名、雑誌名、曲名といった作品を

記載するとき

・  会話の中で誰かがしゃべった言葉を

書くとき

に使います。

 

例えば

書籍名などの場合

彼が読んでいるのは、

森鴎外の『舞姫』だよ。

というように、書籍のタイトルを

『 』で括ります。

 

会話文の中で、

他の誰の会話を書く場合

私は、緑の方を進めたんだけど

彼は「俺は、赤がいいんだ!だって

先生が『○○さんは、赤が似合うわ』

って言ったから」って言うの。

というように、会話文の中の

会話を『 』で括ります。

 

 

みなさんも、用途に応じて

「 」(カギ括弧)と

『 』(二重カギ括弧)を使い分けると

読みやすく、わかりやすくなるので

ぜひ、やってみてくださいね。

 

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自分の考えがしっかり伝わる文章術

文章で、自分の意見や考えが

うまく伝えられない。

 

そんな方、多いのではないでしょうか。

 

これは、ビジネスはもちろん

ブログやFacebookなどでも言えること。

 

そこで、今回は

伝わる文章の構成方法について

お話します。

森と海

 

うまく伝えられない方が、

周囲からよく言われるフレーズに

 

「何を言いたいのか分からない」

「なぜ、そうしたいのか分からない」

「で、どうしたいの?」

 

などがありますよね。

 

ドキッ (((ʘ ʘ;))) とした、あなた!

次の方法を、ぜひ試してください。

 

言いたいことをしっかり伝える方法は

文章の内容とその構成にあります。

1)その状態、状況を伝える

2)1)について、考え(意見)を述べる

3)解決するための提案をする

4)結論(結果)を示す

 

この1)〜4)の順で、書けば

少々、文章がおかしくても

言いたいことは伝わります。

 

例えば

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2)それに伴い、アカウントの乗っ取りや

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セキュリティ管理が問題となっています。

 

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実は、この方法

文章だけではなく、ビジネスにおける

「企画」、「提案」、「営業トーク」

などにも、活用できます!

 

みなさんも、ぜひ試してみてくださいね!

 

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