読み手の気持ちが動くポイント!

読み手に何かを伝えたいと思ったとき

みなさんは、何に焦点を当てて

文章を書きますか?

 

ちょっと考えてみてください。

 

 

例えば

あなたが、どんな汚れでも落とせる

洗剤を開発し、販売していたとします。

 

読み手に、この洗剤の良さを

伝えたいと思っています。

 

あなたは、

どのような文章を書きますか?

 

<ありがちな文章>

この洗剤は、

絨毯に、こぼしたジュースのシミ、

子どもがクレヨンで描いた壁の落書、

黄ばんだ衣服、キッチンの換気扇、

布、木、ステンレスなど、

どんな素材の、どんな汚れも

素材を傷めずにキレイに落とします。

 

使い方はいたって簡単、汚れている箇所に

シュッシュッと吹きかけ、

5分ほど時間をおき、後はふき取るだけです。

ぞうきんがけ

 

 

いかがでしょう。

この文章、そこまで悪くはないのですが。。。

 

もし、この文章でDMや

メルマガが届いたとしたら

みなさんは、どうされますか。

購入します?それとも、スルーします?

 

たぶん、スルーされる確率の方が

高いのではないかと思います。

 

ではなぜ、スルーするのでしょう?

 

そこまで汚れの酷いものがないから。

(洗剤を必要とする状態ではないから)

興味がないから。

など、理由は色々あると思います。

 

でも、一番の理由は

気持ちが動かないから、ではないでしょうか。

 

では、なぜ気持ちが動かないのでしょう?

 

この文章では、

「なに」を扱っているのか、は分かりますが

「なぜ」その会社(人)が

それを扱っているのか、が分からないからです。

 

例えば

私(社長)は幼少のころ、壁や畳などに

落書きをしたり、ジュースをこぼしたりして

よく母親に叱られていました。

 

母は、すごい形相で私に掃除をさせましたが

当時の洗剤では、完全に汚れを

取り去ることができず、いつの間にか

家の中は、散々な風貌と化しました。

掃除をする子ども

 

そのとき、子どもながらに

どんな汚れも落とせる洗剤があれば

落書きもし放題、ジュースをこぼしても

しかられないんじゃないかと、

よく思ったものでした。

 

その気持ちがいつの間にか目標になり

商品の開発を手掛けるようになりました。

 

この商品があれば、母の掃除も楽になる!

そんな想いもあって、キッチンや衣服にも

使える商品を作ろう!と研究と改良を重ね

約11年の年月をかけて、完成したのが

この洗剤です。

 

あなたにもぜひ、使っていただきたい商品です。

 

いかがでしょう。

先ほどの<ありがちな文章>に比べ、

みなさんの購入意欲がアップしていませんか。

少なくともその商品に興味が湧いたハズです。

 

読み手が知りたいのは、

「なに」を扱っているのか、だけではなくて

「なぜ」その商品を扱っているのか、なのです。

 

その商品の背景を知ることで

親近感が芽生え、興味を持ってもらうこと

ができます。

 

<ありがちな文章>では、興味がなかった人や

今、その商品が必要ないからという理由で

購入を見送った人も、「何かのときのために

1つぐらい、買い置きしておいてもいいかな」

と購入に対し、前向きになってくれるのです。

 

みなさんが扱っている商品やサービスには

「想い」という背景がみえていますか。

 

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