「〜になります」の誤用

日常会話をはじめビジネスの場でも

よく耳にする言葉に

「〜になります」という表現があります。

 

例えば

「こちらが企画書になります」

「3,000円になります」

 

聞き慣れているだけに

正しいと思いがちですが実は、誤用です。

 

「〜になります」は

「なる」が変化したもので

何らかの変化が伴ったものを表します。

ということで

企画書は、ずっと企画書であって

変化していないため

「こちらが企画書になります」

ではなく

「こちらが企画書でございます

となります。

あわせて、お金もお金以外に

変化していないため

「3,000円になります」

ではなく

「3,000円でございます

となります。

 

では、次の文章は

正しい?それとも誤用?

「国家資格を取得して、

今年で5年になります」

 

ちょっと考えてみてください。

 

カメラをぶらさげた犬 ワンちゃん

 

 

 

いかがでしょう、答えは出ましたか。

 

答えは

取得してから5年間、保持しており

変化が伴っていることになるため

正しい!となります。

 

この豆知識を通じて

みなさんの暮らしにも変化が伴うと

嬉しく思います。

 

<あわせて読みたい関連記事>

「されてください」はKO or NG? はコチラ